2023.04.06 更新日: 2024.10.08
目次
「コンプライアンス」「ハラスメント」という言葉はみなさんもよく耳にしますよね?
企業の研修でも取り上げられることが多いテーマです。
コンプライアンスとは法令遵守という意味ですが、企業に求められているコンプライアンスとは、単に法律を守るだけでなく、社会的規範やモラルの遵守も含まれています。
そして、「セクシュアルハラスメント」「パワーハラスメント」などの「ハラスメント」はこの「コンプライアンス」に反する行為ということになります。
今回は、eラーニングを使ったコンプライアンス研修、その中で特にハラスメント研修の効果について考えてみましょう。
近年、コンプライアンスを重視する企業が増えており、研修も活発に行われています。
なぜなら、企業にとってコンプライアンス違反は致命的なリスクとなり得るからです。
もし、コンプライアンス違反が発覚した場合、その企業は社会的な信用を失い、売上が減少してしまうでしょう。それに加え、企業イメージが低下し、採用難に陥ることが考えられます。
コンプライアンス違反の中で企業が特に重要視しているものの一つが「ハラスメント」です。
職場におけるハラスメントとして代表的なのは、「パワーハラスメント」や「セクシュアルハラスメント」ですが、最近では「マタニティハラスメント」や「リモートハラスメント」という言葉もよく聞くようになりました。
また、大企業では2020年に、中小企業では2022年にパワーハラスメント防止措置が義務化されています。
このように、国を挙げて企業のハラスメントを無くしていく取り組みがされているのです。
そのため、従業員にハラスメントの研修を受けさせる企業が増えてきました。
ハラスメント研修が目指すものは、当然ですが、ハラスメントのない職場です。
それでは、どのような研修を行えば、職場からハラスメントを無くすことができるでしょうか。
研修で正しい知識が身につく。当たり前のことと思われるかもしれません。しかし、ハラスメントに関しては、その「正しい知識」が重要になります。
例えば、職場で「あれってハラスメントじゃないかな?」という行為を目撃したとします。
しかし、それがハラスメントだと確信を持てないと、本人への指摘や窓口への相談をためらってしまう人が多いのではないでしょうか。
また、部下を持つ立場であれば「最近は何でもパワハラと言われてしまうから、部下を注意するのも怖い」と思っている人もいるかもしれませんね。
ハラスメントに対する正しい知識が身につけば、「あれはハラスメントだから相談しよう」や「このような注意の仕方ならパワハラにならない」と判断ができるのではないでしょうか。
①で述べた正しい知識は、メンバーの一人だけが持っていても職場全体からハラスメントを撲滅させるのは難しいでしょう。
職場からハラスメントを無くすためには、全員が正しい知識を持つことが必要です。
全員が正しい知識を持ち、ハラスメントを無くしていこうという共通の意識を持ってこそ職場環境が改善されていくのです。
ハラスメント研修をたった一度だけ行ったところで、ハラスメントは完全には無くなりません。
なぜなら、研修を受けた直後のようなやる気や問題意識をずっと維持し続けるのは難しいからです。
研修を受けた直後は「明日から、言動に気を付けて仕事をするぞ!」と思っても、だんだんと日々の仕事に忙殺され、モチベーションが下がってしまうこともあります。
定期的に注意喚起をすることにより、問題意識を維持し続けることができるのです。
また、ハラスメント研修には、内容のアップデートが欠かせません。
ハラスメントの種類やハラスメントとされる内容は、常に変化しているからです。
「リモートハラスメント」などは、リモート会議が一般的になる前にはあまり聞きませんでしたよね。
つまり、定期的に新しい内容を取り入れた研修が必要となるのです。
次に、ハラスメント研修でeラーニングシステムを使うメリットを考えてみましょう。
先ほど、ハラスメント研修では、全員が受けることが重要と述べました。
対面やZoomでの研修の場合、日程が決まっており、予定が合わない社員が出てきてしまいがちです。
eラーニングでしたら、自分の都合の良い日程で受講することができ、全員が研修を受けることができます。
また、eラーニングシステムは、研修の設定が容易にできます。
定期的に研修を行いたい場合、一度受講させたコースの内容を少し変え、半年後にもう一度コースをアップロードさせれば、簡単に研修を開催できます。
先ほど、ハラスメント研修では、全員が受けることが重要と述べました。
対面やZoomでの研修の場合、日程が決まっており、予定が合わない社員が出てきてしまいがちです。
eラーニングでしたら、自分の都合の良い日程で受講することができ、全員が研修を受けることができます。
また、eラーニングシステムは、研修の設定が容易にできます。
定期的に研修を行いたい場合、一度受講させたコースの内容を少し変え、半年後にもう一度コースをアップロードさせれば、簡単に研修を開催できます。
そして、全員が受講できる環境が整ったとして、果たして誰もが真面目に研修に取り組むでしょうか。
残念ながら、そうはならないでしょう。
eラーニングシステムを使わず、ただ動画を見せる場合、動画を見ない人もいるかもしれません。
eラーニングシステムには、誰が動画を見たかが分かり、見た人にのみ受講を完了させる受講管理機能があるため、このような不正を防ぐことができます。
ITBeeのeラーニングシステム、「SpeedLMS」では①から③までの全てが可能です。
月額10000円から、最短で1カ月の契約が可能で、少人数でも利用できるため、部署単位での導入もしやすいのが特徴です。
無料体験サービスもあるため、操作性を確認してからの導入も可能です。
社内向けeラーニング導入や構築に必要なeラーニングシステム(LMS)とは?
さて、ここまで、ハラスメント研修でeラーニングシステムを使うメリットを紹介してきました。
ここからは、eラーニングコンテンツについて考えてみたいと思います。
eラーニングコンテンツとは、eラーニングに載せる動画やテスト等のことです。
ハラスメント研修のeラーニングコンテンツは、様々な企業が既製品を販売しています。
既製品は、購入するだけで簡単に研修を行うことができます。
導入に時間がかからないため、研修の準備をする時間がない場合などには便利に利用できます。
また、料金はID単位か人数単位のものが多く、少人数で利用する場合は価格を安く抑えることができます。
しかし、既製品を購入する際は、慎重に選ばなくてはなりません。
既製品のコンテンツを購入する場合は、タイトルに「ハラスメント」と入っているからと言って安易に選んではいけません。
内容がしっかり作られているか。動画だけでなく、テストや資料も充実しているか。いつ作られたコンテンツなのか。等を確認してから購入するようにしましょう。
また、既製品のコンテンツの場合は「ビジネスマナー」などの、その他のコンテンツとセットで販売されていることもあります。もし、その他のコンテンツを使った研修をする予定があれば、購入を検討してみるのもよいでしょう。しかし、その場合は、全てのコースがしっかりと作りこまれているか確認をしましょう。
ITBeeの「スグにつかえる!ビジネススキルe講座」では、1コース・1人8000円から購入が可能です。
「ハラスメント予防コース」では、ハラスメントの基本的な知識から職場でハラスメントを防ぐ方法まで学ぶことができます。
キャラクターの掛け合いが中心のアニメーション動画のため、飽きることなく受講することができます。
また、「スグに使える!」の名の通り、受講を終えた方がすぐに実践に移せるように、理解度を確認するテストや復習用のダウンロード資料もあります。
既製品のコンテンツを購入するメリットはたくさんありますが、デメリットもあります。
それは、「内容が自社にあっていないことがある」という点です。
既製品のコンテンツは、多くの人に見てもらうことを前提に作られているため、内容がどうしても汎用的になってしまいます。
そのため、動画で取り上げられる事例の舞台は、オフィスになりがちです。
例えば、飲食店の従業員にハラスメント研修をしたい場合に、オフィスの動画だったらどうでしょうか。
パワーハラスメントの例が、オフィスでスーツを着た上司が部下を怒鳴っている動画だとしたら、飲食店の従業員が見てもあまりピンとこないかもしれません。
もちろん、内容の理解はできるでしょう。
しかし、「パワハラってオフィスでの話だから、自分には関係ないな」と感じてしまう人もいるかもしれません。
先ほど、「全員がハラスメントを無くす共通意識を持つことが重要」と述べましたが、これでは難しくなってしまいますね。
ITBeeでは、お客様オリジナルの動画を作成できます。
ディレクターがお客様の要望を詳しくヒアリングし、綿密に打ち合わせをして、最適な事例を入れたeラーニング動画を作成いたします。
受講者が自分事として捉えられるような事例とすることで、より効果的な研修を行うことができます。
また、動画を基にしたテストやダウンロード資料を作成することもできます。
料金は都度お見積りさせていただきますが、目安としては、15分の動画で約35万円からになります。
昨今、コンプライアンス違反、ハラスメントは企業にとって大きなリスクとなっており、多くの企業が研修を行っています。
従業員全員が正しい知識を身に着け、定期的に受講することにより、職場からハラスメントを無くすことができます。
eラーニングシステムを利用することで、受講者の階層分けが可能になります。また、いつでも受講ができることに加え、受講管理機能により、不正を防止することもできます。
そして、動画等のeラーニングコンテンツは様々な既製品が販売されており、手軽に研修ができます。しかし、事例が受講者の状況とかけ離れていると、自分事として捉えることが難しくなります。
ITBeeのeラーニングシステム「SpeedLMS」では、階層管理、受講管理が容易にでき、より効果的な研修を行うことができます。
また、「スグにつかえる!ビジネススキルe講座」は、アニメーション動画、テスト、ダウンロード資料を使い、受講後にすぐに実践できるeラーニングコンテンツとなっています。
そして、ITBeeのコンテンツ制作では、オリジナルの事例を用いたeラーニング動画を作ることができ、従業員全員が共感できるハラスメント研修を行うことができます。
コンプライアンス、ハラスメント研修を行う際は、ぜひITBeeにご相談ください。
ITBeeでしたら、eラーニングシステム、eラーニングコンテンツ、オリジナルコンテンツの作成、すべてにおいてお力になれます。