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【企業・法人向け】資格学習や社内研修で使えるeラーニング『教材』とは?

2022.08.25

はじめに
eラーニングを導入するには、eラーニングシステム(LMS)とあわせて、eラーニング教材も用意しなければなりません。
今回は、eラーニング教材の種類や特徴、導入の方法などをご紹介していきます。

eラーニングとは

eラーニングとは

eラーニング(electoronic Lerning)とは、1990年代のインターネット普及とともに発展してきた電子・情報化技術を活用する学習形態であり、ITの技術を使った教育システム、教育コンテンツ、教育そのものの事です。パソコンや、スマートフォンなどのモバイル端末を用いて、業務の合間や通勤時など、いつでもどこでも好きなときに学習することができます。

eラーニング導入のために必要なもの

eラーニング導入のために必要なもの

eラーニングシステムを導入するためには以下の4つを用意する必要があります。

eラーニングシステム(LMS)

eラーニング学習システムは、教材を配布し、受講履歴を蓄積し、効果的、効率的に学習を 進めるために欠かせない要素です。学習管理システム(Learning Management System)を略してLMSとも呼ばれます。教材であるeラーニングコンテンツの配信を行うとともに、学習者を登録・管理し学習の履歴を記録する役割を担います。

eラーニング学習教材(コース)

eラーニングを実施する上で、学習教材は受講者の満足度や成長度を左右する重要な要素です。より高い学習効果を得るためにも、ただテキストを読むだけでなく、学習者がわかりやすいような教材を揃えましょう。
 ※詳細は3章以降でご紹介していきます。

受講者

eラーニングに限らず、学習、教育は、個人のスキル、知識を次のレベルにあげるため、eラーニングを効果的に実施するには、対象となる受講者自身の属性などを把握することが必要です

運用設計

eラーニングにおいてもデメリットがあります。それらデメリットを回避するためや、効果的に学習をさせるために、しっかりと運用設計を行うことが必要になります。

eラーニング学習教材(コース)について

eラーニング学習教材(コース)について

電子化されたeラーニング教材は、動画やアニメーションのように動きをつけて理解度をあげたり、一度しか聞くことができない講義を動画に保存して何度も見返すことができたり、テストを自動採点してその場で合否判定し、すぐに復習をすることができるなど、紙の教材に比べて、はるかに様々なことができます。

一方で、紙の教材よりも劣っている部分もあります。一画面に表示できる情報量が少なく、網羅的な見え方ができない、学習者の望む学習スピードになりにくい、必要な部分にすぐに行くことができにくいなどです。

これらの特徴をしっかり把握して、学習教材を作らないと、学習者の理解度を上げられないばかりか、学習に対するモチベーションや大切な時間を奪いかねません。

より高い学習効果を得るために、それぞれの特徴や作り方などをお話していきたいと思います。

eラーニング学習教材(コース)の種類

資料の配信

そもそもコース制作は、難しく考えずとも、セミナーや勉強会で使ったパワーポイントや、通達文などのPDFといった資料を、そのまま配信することができます。
共有ドライブや社内イントラネットへのアップだと、誰が閲覧したかわかりませんが、eラーニングシステムであれば、全社員必須で読んでもらわなければならない通達文も、誰が読んで誰が読んでないか、一目で分かります。

また、管理者のみに配信したい場合、新人のみに配信したい場合も、eラーニングシステムでそれぞれ設定してあげれば、必要な資料を必要な人に配信することが可能です。

パワーポイントに音声や映像を挿入

パワーポイントをお使いであれば、その他の特殊なソフトウェアがなくても、スライドショーの録画から動画ファイルへの書き出しができるようになりました。セミナー等でお話しするように、スライドショーで、そのまま音声や画面内の動きを録画していくことが可能です。
詳しいやり方は、以下のURLでご説明しています。
https://www.itbee.co.jp/sdl/powerpoint/

この方法を使うと、スライド単位で音声や資料の修正ができるため、何度も撮りなおしたい場合や、修正が多く発生しそうな場合に適しています。
 ※このように自身で音声入力もできますが、ITBeeではプロのナレーターを起用した動画資料を作成することができます。アニメーション、イラスト作成も担うことができるので、これらのプロの技術が加わることで教材の質が格段に上がり、視覚的効果で学習者の意欲と効率も高まります。

オンラインのセミナーをそのまま録画

Zoom、Teams、MeetをはじめとしたTV会議システム、オンラインセミナーシステムは、録画機能を備えているものが多くあります。
これらの録画機能を使って、実際のオンラインセミナーを録画したり、録画用に視聴者0の状態でセミナーを録画して動画にするなどの方法があります。

リアルセミナーを録画

コロナ前まで主流だった、リアルでのセミナーを録画して配信する方法です。
この場合は、カメラ、音声関連の機器、必要に応じて照明、会場の手配など、それぞれに対応できる人のアサインなど、準備とコストが必要になります。録画と合わせてLive配信をする場合は、Live配信するための仕組みも必要となります。

キャラクターをつかったアニメーション

キャラクターを使ったアニメーションで受講内容を表現する方法は、受講者が自分を重ねて感情移入がしやすく、ただ説明を聞くよりイメージがつきやすくなります。
また、実写とは違い必要な情報を整理した上でピンポイントに伝えることができ、キャラクターが楽しく会話をしながら講義が展開していく様子は、飽きずに学習に取り組むことができるアニメーションならではです。更に、修正・変更・量産にも対応しやすく、コストパフォーマンスが高い教材です。

俳優を使った実写の動画

実写の動画もアニメーション同様、状況把握がしやすく理解度が上がります。
アニメーションよりリアリティーがある為、様々なスキル系、営業研修や、相手ありきのソーシャルスキルを伝える内容に適しています。しかし俳優や撮影場所等を手配する必要がある為、コストが非常にかかることはデメリットになります。

実写とアニメやCGを組み合わせた、ハイブリッドな動画

架空の存在を表現できるアニメーションやCGと、実在する被写体が対象の実写を組み合わせたハイブリット動画も増えてきました。例えば、事故や災害をCGで表現し、実写と組み合わせている避難訓練の為の動画などもそのひとつです。実際にはまだ起こっていないが、実際に起こると想定し表現させ、その上で対策を学ぶ機会などに適した教材になります。

ドリル形式の問題集

初歩的なドリル形式の問題集も欠かせません。講義で吸収した内容や問題を、実際に自分で解き、振り返りを行います。具体的な設問に最初から触れることによって、「何が分かっており、何が分かっていないのか」が明確になった上で解説を見られるので、知識の定着につながりやすくなります。

オンラインテスト

オンラインテストには2種類あります。
ひとつは理解度の確認や学習を促すためのテストで、ドリルで繰り返し学習した内容を試す為に適しています。もうひとつはCBTといってコンピュータを使った試験方式の対応です。主に資格認定のための試験を指定された会場でオンラインにより行っています。こちらは合否判定の際に本人確認の為の顔認証機能が必要になるなど、コストがかかりますが、ITBeeではその機能もご紹介できます。

教材を導入するには

学習教材を導入する目的を具体化する

様々な教材がある中で、ただやみくもに沢山のコンテンツを作って提供したとしても、学習者の理解は決して深まりません。理解度を高め定着させる為には、まず学習者に寄り添った目線で解決したい課題を挙げてみると良いでしょう。
例えば、人材育成の為なのか、業務効率化の為に学習させたいのか、売上拡大に繋げたいのか。そして学んでほしい相手が、社内向けか社外向けなのか。
社外向けとしては、お客様に対して販売するものであったり、パートナー企業への情報共有であったりと、この部分でも導入の目的は変わっていきます。
このように、目的や会社の数だけ学習内容があり、制作パターンが生まれてくる為、それを明確にすることで、教材の導入がスムーズに進んでいきます。
反対に、目的が明確になっていないと、教材を選ぶことが難しくなるという事です。
更に、普通の学習スタイルではなく、あえてデジタル化にする目的は何なのかまで深堀りをしていくと、eラーニングの機能を最大限に活かすことができるでしょう。

コストと効果の最大化を考える

教材の導入方法は、学習の目的によって大きく3つの方法に分かれますが、その選定には費用対効果を考える必要があります。
 例えば、費用を押さえたい為に自社制作をするとして、プロの俳優や声優ではない方が、1時間動きもなく話をしているだけの動画を作る場合、仮に100万円の費用がかかるとします。
比較対象として、外部委託でプロのナレーターを起用し、イラストやCGで補完、アニメーションも多用して飽きさせず何を伝えたいかが一目でわかる15分の映像作成にかかる費用が、300万円だとします。
明らかに前者の方が費用は安く済みますが、1000人が受講するとしたらどれだけの受講者に効果があるでしょうか。
前者で何も効果が得られなかった場合、1000人もの受講者の時間と、作成した100万円の費用は無駄になってしまいます。
費用は高くつきますが、短時間で飽きさせず、多くの受講者に得られるものがある300万円の教材の方が、余程効率が良いことになるのです。
このように、結果的に無駄なコストと時間をかけてしまわない為にも、設計や予算配分をしっかり行う必要があります。

しかし、時間をかけずに今すぐ伝えなければならないトラブル通達のような、速さが価値である情報や、伝える先の人数が少なくてよいものは、自社制作が向いているでしょう。

以上のことを踏まえた上で、導入方法を選択しましょう。

自社で教材を作成する

先述したように、自社制作に向いている教材は、社内向けの内容や、伝える先の人数が少なかったり、鮮度が大事な内容です。作業の効率化などが目的で、鮮度、スピード重視の教材は、動画や資料を編集せずそのまま流すパターンにし、自社で費用をかけずに作成する方が、コストパフォーマンスが上がります。
例えばzoomなどでディスカッションした内容をすぐ振り返るというようなときには、その様子を録画しておき、それをそのままシステムにアップして、学習者がすぐに確認できる状態にした方が記憶にも残りやすくなります。
また、一般的な内容ではなく、自社独自の内容を重視した教材で学習をしてほしいという場合も向いています。

その他、自社制作に適している例
  • 通達、書類をデジタル化してそのままアップ
  • 授業、セミナーのパワーポイント資料に音声を入れる
    (アプリの活用⇒パワーポイントの機能で音声を簡単に入れることができる)
  • すでに実施している、セミナー、オンラインミーティングをオンデマンドに置き換える
    (アプリの活用⇒オンラインミーティングの機能で録画、動画にできる)
  • 講演、大規模なセミナーを撮影して動画としてアップする   等

しかし自社制作となると大変な作業になるのでは?と不安がよぎるかもしれませんが、ITBeeのeラーニングシステム「SpeedLMS」を導入すれば、自社で作成したオリジナルのパワーポイント資料などをアップするだけで可能。アップ方法も簡単です。そこへ更に、学習教材の要素である音声やアニメーションを入れたり、自分たちで撮影した動画をアップすることもできます。特別な教材作成ツールも必要なく、今は無料で利用ができる編集アプリなどもあるので上手く利用しましょう。

一方で、自社で制作するデメリットもあります。

① 音の問題

・音をしっかり聞き取れないと、受講者の集中力が妨げられ、理解が進まなくなる恐れがある
・話すことを生業とされていない方が話す場合、話し方、声、音のスピードなどで聞き取りづらくなる
・音声の収録環境により、ノイズ、雑音、周りの音などが影響して、聞き取りづらくなる

② 映像の問題

・画面に動きがあまりないと、受講者の集中力が持たない
・文字が多い場合、文字が小さくなり、スマホなどで見ていると、その文字自体が見えにくくなる
・1画面の要素が多いと、どこの話をしているかがわからなくなってしまう
・収録環境によっては、画質が悪くなってしまう

③ 内容の問題

・リアルタイムな収録をしてくため、原稿をある程度用意しておかないと、話をする人、タイミングによって、内容の差異が出てしまう
・特にセミナーの収録などでは、時間配分によっては、厚みが異なってしまう
・特に外部に出す教材の場合、著作権の問題などが発生してしまう恐れがある

このようなデメリットを回避する為には、次に繋がる外部の力を借りるのも一つの方法です。

教材制作を外部に委託する

自社のオリジナル性にこだわりつつ品質は向上したい、コストがかかっても自社の業務内容に合わせてプロに教材作成をお願いしたい、という会社様には、教材コンテンツを一から外部にオーダーメードする方法がおすすめです。コストはそれなりにかかりますが、教材設計やコンテンツ制作について、プロのノウハウを活用しながら自社オリジナルの教材を制作できる点は大きなメリットでしょう。
例えば、社内向けの内容でも、営業が商品の理解度をあげれば売上拡大につながり、会社の運営に直接関わってくる内容などは、じっくり時間と費用をかけても良い内容です。自社での教材制作だけでなく、積極的に制作会社への委託も検討しましょう。

その他、外部委託に適している例
  • 自社のブランディングの構築に関する内容
  • CSRやコンプライアンスなどの基本行動に関わる内容
  • 自社の商品の理解、知識
  • 社外のお客様向け販売教材
  • 社外パートナー企業向け情報共有などの内容(新鮮な情報に関しては社内向けと同様)

ただし、外部作成でも気を付けるポイントがあります。

① 外部業者がどこまでできるのかを確認する

作業代行業者の場合は除きますが、単純に収録するだけの業者はおすすめしません。収録にも様々な注意を考慮して行う必要があり、そこまでクオリティがないと委託する意味はないでしょう。
また、システムを作ることにおいてはプロでも、肝心な人材教育の分野においては弱いといった、制作会社もあるので、音や映像の質が良くなっても、内容が十分でないというケースもあり得る為、外部業者を選定する際は必ず確認をしましょう。

② 費用対効果をしっかり見極める

・やりすぎても、コストを抑えすぎても良くない。
・目的に応じて適用できる。

→作業の代行であれば、コストは安くあるべき。学習内容をしっかりと理解させたいのであればある程度コストがかかるのは仕方がないことです。

→その費用にクオリティが伴っているのか、見極めはしっかり行いましょう。

ITBeeのコース制作では、どのように創れば受講者の学習効果を高められるか、確かなノウハウがある私たちがサポートしていきます。ご要望に合う最適なeラーニングコースをご提案しますので、お任せください。

▶eラーニングコース制作や講師撮影や動画制作など教材作成や企画|株式会社ITBee

既製品の購入

→最後の方法として、ヒューマンスキルや、メンタルヘルスなど、一般的な内容を中心に学習してもらうのが目的であれば、市販教材を購入するのがもっとも手軽でコストがかかりません。
しかし、コンテンツベンダーが数多く存在する分、クオリティは玉石混交であり、導入には注意が必要です。
また、個人のレベル感に合わせづらい為、受講者にとってレベルの高すぎる内容だとやりきることができなかったり、反対に簡単すぎてももちろん意味がありません。
更に、複数コースの定額利用で購入した場合、たくさん学べる教材があって良いという訳ではなく、返って沢山あることにより選べず学習意欲を低下させる可能性があります。 既製品の場合は以上の内容に注意し教育方針をしっかり決め、目的に合った教材を導入しましょう。

eラーニングを用いた学習教材のメリット

eラーニングを用いた学習教材のメリット

続いて、eラーニングを学習教材として使用すると実際にどのような良い効果があるのか解説していきます。

社内教育の効率化

今まで社内教育は、教える立場の従業員にも時間を費やしてもらわなければなりませんでした。しかしeラーニングは、学習者がパソコンやスマートフォンなどのモバイル端末を用いて、業務の合間や通勤時など、場所や時間を問わず効率的に学習することができる為、コア業務への影響も最小限にとどめられ、従業員個々の生産性向上にも寄与します。

研修のコスト削減

講師や会場を確保する必要がある集合研修は、意外に大きなコストがかかるもの。手配やスケジュール調整にも時間がかかります。会場のキャパシティによっては研修を複数回実施する必要がありますし、受講者が参加するための交通費・宿泊費が必要になる可能性もあります。eラーニングを活用すれば、配信するだけなので、教材の印刷代なども含めそれらのコストを大幅に削減することが可能です。

教育のフロー化・均一的な教育

eラーニングは、前述したように視覚的にも学習意欲を高める要素が満載な上、専門的な技能もわかりやすく、順序だてて伝えることができ、高度な教育のフロー化に役立ちます。従業員に充実した研修を行うことで、優秀な人材に教育できる道筋を用意できます。
また、遠方の支社でも本社と同じ研修などを受けることが出来るため、全社内で共通する情報に関して認知や理解のバラつきを抑え、学習の質を均質化できます。

進捗状況により教材の選択や更新ができる

管理者側が、学習者の進捗状況やテスト結果などのフィードバックを即座に確認できることも利点です。その結果をもとに最適な学習方法へ導くことが可能で、学習者の効果的な習得に繋がります。

eラーニング教材を外部で作成する時の費用感

eラーニング教材を外部で作成する時の費用感

教材はすべて自社での作成が可能ですが、ここでは外部に作成依頼した場合の費用感について、専門企業のITBeeを例にご説明していきます。

① 自社にある資料や、講演内容を基に外注作成する場合

1,こちらの内容の一つ目として、パワーポイントで作成した自社の資料に、自分たちでアニメーションやナレーションを入れるなどして教材を作成できることはお伝えしましたが、ITBeeではその作業を担うパッケージプランをご用意しています。
制作会社によっては資料作成ツール自体を販売していることもありますが、ITBeeでは手元にパワーポイントの資料さえあれば十分。その資料を基に、原稿作成からプロのナレーションを加えて動画を作成していきます。費用は業界相場でも約¥300,000~から用意していることが多いでしょう。

2,二つ目として、自社で開催した講演等を自分たちで撮影してシステムへアップすることもできますが、ITBeeではその作業のパッケージプランもあります。お任せいただいた場合、プロのカメラマンが撮影し、その映像をeラーニング用の動画にします。さらには投影されるパワーポイントのスライドや、ホワイトボードの文字も、動画内に収めることが可能です。費用としてはこちらも約¥300,000~になります。
しかし、最近では講演自体もオンライン化され、その画面を録画するパターンも増えてきています。本格的なカメラなどを使用しない分、費用は抑えられます。

② 教材作成を一から専門業者に外注する場合

専門業者に外注する場合、教材を企画から始めるのか、動画撮影もするのか、アニメーションやナレーションを加えるのか、などで費用は変動していくため、費用相場はまちまちです。
外注すれば一番手間はかかりませんが、その分費用がかかるということは言えるでしょう。業者によっては「基本料金以外に必要なオプションが多すぎて、結局高くついてしまう」ということもあり得ます。
しかしITBeeでは、そんな他社様のシステムをお使いのお客様からも満足のお声を頂くほど、コース制作についてもいたってシンプルなプランをご提供しておりすべてお任せいただく場合でも¥1,000,000前後の費用となります。会社様のご要望により都度お見積りをしていますので、お気軽にご相談ください。

eラーニング教材を外部で作成する時に掛かる期間

eラーニング教材を外部で作成する時に掛かる期間

制作期間は、教材の内容やボリュームに大きく左右されるため、これも一概には言えませんが、費用感の例に習うと、以下が目安となります。

① 自社にある資料や、講演内容を基に外注作成する場合

1, 原稿作成からプロのナレーションを加えて動画を作成していくパターンであれば、打ち合わせから納品まで一か月程度。
2, プロのカメラマンが2時間撮影をし、その映像をeラーニング用の動画にするパターンであれば撮影前に会場を押さえたりする撮影準備を含めると1か月前から始まり、撮影後は早くても一週間程度必要になるでしょう。ですが、どれだけ編集するかによっても期間は伸びます。

② 教材作成を一から専門業者に外注する場合

自社に素材が何もないところからすべてお任せいただくパターンであれば、初めの1本目は2~3か月、2本目からは1か月程度必要になります。

詳しい費用や期間を知りたい場合は、まずは制作専門業者に直接ご相談してみましょう。

ITBeeなら要望に応じたオリジナルの教材が作れる

ITBeeなら要望に応じたオリジナルの教材が作れる

ここからは前述にも複数登場しているSpeedLMSのおすすめポイントをご紹介していきます!

自社独自の教材を企画から原稿作成・編集まで一貫で作成

ITBeeでは、企画・設計フェーズから制作まで関わらせていただくことで、学習者にとってわかりやすく、かつ学習効率が高いコンテンツを制作することができます。
お客様のところに資料が全くない、口述のみの研修なども、映像からアニメーション化まで、様々な表現手法を駆使したコンテンツに仕上げます。

高クオリティかつ要望に応じた様々なプランをご用意

今までの内容でも触れていますが、以下ご要望に合わせ様々なプランをご紹介します。

パワーポイントeラーニング化プラン

講義等の資料を元に、プロのライターがナレーション原稿を作成、ナレーター音声入りの動画にするプランです。
お手持ちの講義資料(パワーポイント)だけご用意いただき、お客様専用のナレーション原稿を作成し、音声収録したeラーニングを制作いたします。

講師撮影eラーニング化プラン

集合研修やセミナー風景をプロの撮影チームが撮影し、お持ちの講義資料(パワーポイント)と一体化した動画を制作するプランです。
eラーニングの受講者は、実際に行われた研修・セミナーの“ありのまま”の映像を通じて、学んでいただくことが特徴です。

オリジナルeラーニング企画制作プラン

コース制作は、学習テーマや受講者像、制作期間、ご予算等に応じた、貴社のステータスに最適なご提案をし、初期の段階から参加させていただく以外にも、一部分だけに携わらせていただくことも可能です。
搭載するプラットフォームも、ITBee社のeラーニングシステムの場合はもちろん、他社のシステムでもお引き受けいたします。

実際の制作の流れについてはこちらのページでご紹介しています。

コース制作を詳しく見る

ITBeeの制作コースLPはこちら

大手企業・学校法人の利用実績多数

ITBeeのeラーニングシステムは、実績があります。
SpeedLMSは登場より10年以上が経過し、40万人を超えるユーザに利用いただいております。スマートな受講機能、300社以上のご担当者が唸った、洗練された管理機能です。小規模ユーザから大規模ユーザまで幅広くお客様にご利用いただいております。

まとめ

教材と学習システムは、eラーニングを導入する上で欠かせないものです。
eラーニングの教材を使えば効率的に学習することが可能ということだけでなく、社内教育の効率化や均質化が期待でき、更に様々なコストの削減にも繋がるということがわかりました。
まずは教材を選定する前に、目的を定めましょう。
・どのような教材にし、どこまでの情報量にするか
・時間をかけて作るのか、それともスピード重視なのか
・学習対象者の人数や、社内向けなのか社外向けなのか
以上を、始めはしっかり考える必要があります。
ある程度パターン化されれば次からはスムーズになる為、この作業を怠らないようにしましょう。

そしてその作成方法として
・自社で教材コンテンツを作成するのか
・自社の教材コンテンツを外部に作成してもらうのか
・一般的な内容の教材を購入するのか
以上の中から、費用対効果や導入期間を考慮して選定しましょう。

学習者が自ら学びたい!と思えるようなeラーニングを構築し、素晴らしい人材を育てましょう!

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